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zoom RSS バイオリン修行に米国へ 異例の入学許可

<<   作成日時 : 2016/07/09 14:47   >>

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在浜米国文化人が世話


 横浜在住のアメリカ人文化関係者らの努力によって、日本の若いバイオリニストのアメリカ留学が決まり、地に足のついた日米文化交流の現れとして話題を呼んでいる。

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 横浜市の鈴木秀太郎君(18)=神奈川県教育長秀三氏長男=がこの主人公。
 4歳にもならないうちから「才能教育」の鈴木鎮一氏に師事、さらに鷲見三郎氏やN響コンサートマスターのバウル・クリング氏らについて学び、去る27年からは東響、東フィルの定期演奏会やN響、近衛交響楽団などに独奏者として出演するなど、将来を期待される一人だ。

 この3月には調布市の桐朋学園を卒業するので、鷲見氏や元日響指揮者シフェルブラット氏未亡人らがアメリカへ留学させようと駆け回り、横浜アメリカ文化センター館長モーリス・E・リー氏であった。さっそく鷲見氏とシフェルブラット氏らがジンバリスト氏のいるフィラデルフィアのカーティス音楽学校に推薦状を送る一方、秀太郎君の演奏したバッハの「シャコンヌ」ブロコフィエヌの「無伴奏ソナタ」をテープに取って、アメリカの機械でもすぐに聴けるようリー氏が調整してアメリカへ送った。

 また文化センターには外国夫人達の横浜ウィメンズ・クラブがあり、有志で「留学相談部」というのをつくって日本の学生の世話をしており、この話を聞いて秀太郎君の渡航から現地の生活まで面倒をみましょうと乗りだしてきた。
 こうして一月末にはリーさんの主催で「誰か秀太郎君の才能を買って後援者になる人はいないか」と念願しながら、文化センターとしては初の試みとなる「日本青年の独奏会」を大勢の外人を招いて開いたりした。こうしているところへ7日、ジンバリスト氏から「録音で聴いた演奏から、特に入学を許す」という吉報が飛び込んだ。
 普通は数曲の課題曲を演奏させて難しい試験を受けるのだが、これは異例の扱い。

 そこで「留学相談部」では9日午後会議を開いて、フィラデルフィア周辺に住む知人達に向けて、秀太郎君の住居、まかないを引き受ける人はいないかと照会の手紙を出すことに決めた。
 「秀太郎君を喜んでお世話するという申し出はきっとありますよ」と相談部では楽観している。そして秀太郎君の出発まで相談部では、手分けして英会話からアメリカの作法、習慣までを教え込むという。

 昭和31年2月10日
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