板橋の少女殺し

犯人の16才少年捕まる


 

誤って殺し処置に困って井戸へ
  2日間杉林中に籠もる


 去る19日朝、都内の大工の三女(6)が古井戸の中に考察されていたのを発見した事件で、板橋署は隣家の神尾二郎(16)(仮名)を板橋署に引致した。
 二郎の自白によると、17日零時半、三女が「遊んでちょうだい」と言って来たので、古井戸の横で日向ぼっこをして遊んでいるうち、三女が帰りたいと言って大声で泣き始めたので、右手で口を押さえたが、泣き止まないので手拭いで首を絞めたところ、死んでしまった。そこで処置に困り、古井戸へ投げ込み、その上に茄子殻を投じて何食わぬ顔で帰宅したが、気に掛かるので19日の朝現場に見に行ったところを三女の叔父に発見されたので逃走し、自宅から1里離れた杉林に潜んでいた。夕方になって霧がかかり、飢えと寒気で耐えきれず、出てきたところを取り押さえられたもの。
 昭和5年2月21日 読売新聞

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