新たに発見された珍しい子宮結核

夫の唾液が体内から局部に
 潜入した奇妙な症状


 先日、岡山医大附属病院に入院してきた患者から、珍しい子宮結核の患者が発見された。
 この夫人は始め地方の医師にかかっていたもので、症状は局部が腫れて子宮癌のような状態あるので、処置していたが一向に快方に向かわず、年齢も普通の子宮癌の患者は40才以上に限られるものが、この夫人はまだ22才であるのに疑いを抱き、岡山医大の安藤博士の診察を受けた。岡山医大でも始めは子宮癌の患者として取り扱っていたが、症状もいろいろ不審な点があることから、顕微鏡で細菌検査をしたところ、図らずも結核菌が局部に存在していたことが判明。子宮結核という珍しい病気にかかっていることが判明した。
 実際結核菌は何処でも付くものであり、子宮に付くというのも色々な文献で出てはいるが、実際には初めてで珍しいものである。
 原因は、結核患者である夫の唾液から結核菌が子宮に潜入したと判明した。
 大正14年7月23日 北国新聞

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