テーマ:葬式

緒方竹虎氏の死

書物の上に祭壇  遺産 簡易保険の六万円だけ  黒リボンを巻いた緒方さんの写真の前に、ジャム付きのパンが一切れ供えてある。写真は昨年の選挙の時のもので、どこか笑いを含んだ元気な顔。前に「明徳院殿大道良観大居士」の白木の位牌。花輪も供菓も見当たらぬ簡素な祭壇である。  東京五反田の故緒方竹虎邸は、このあたりのお屋敷街ではいささか見劣…
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強情我慢な大隈侯 病中苦しいと言わなかった

祟られた得意の長口舌  大隈公の強情我慢は有名なことだが、今回の発病もこの我慢から起こった。  長い病中一口でも苦しいと言わずついに亡くなられてしまった。  病気の原因は膀胱が悪くなってしまったのである。  毎日数時間来客に接していて小便を催して来ても例の我慢をして、二時間も三時間も長口舌を続けたからであった。  それから腎臓…
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大隈家へ贈る弔花で花の値段大暴騰

普通三十円位の物が昨今では一飛に百円以上に  世界的偉人、国民崇拝の的であった大隈侯逝去に対する哀悼の情は、来る十七日の国民葬に於いて遺憾なく現れやう。  而して此の日贈らるべき生花造花は日比谷公園に花の森浮き出すであらうと観測されてゐる。  それだけに東京市中の各葬儀社初め花屋は大隈候家に贈る弔花製造の為に殆ど夜を潰しつつある模…
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