テーマ:訃報

前ロシア帝ニコライ2世と家族の謎の遺骨判る

転々、今はパリ郊外に葬られる  前ハルビン米副領事から洩れる  帝政ロシアの最後の犠牲者ニコライ2世とその家族の遺骨の行方については、現在史上の秘密として残されているが、本日のニューヨークタイムズ紙は、前ハルビン駐在米副領事フランクリン・クラーキン氏の口から洩らされた小説的事実を発表した。  伝えられるところでは、ニコライ2世とそ…
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ベルツ未亡人 十日に葬儀

 我が国医学界の恩人として、また草津温泉開発の恩人として知られる故エルヴィン・ベルツ博士の未亡人花子刀自は、かねて胃がんのため東大病院に入院加療中であったが、7日午前7時30分死去。  個人の遺志により遺骸は緒方知三郎博士の執刀のもとに解剖に付した。享年74。  花子刀自は、明治9年3人目の外人内科教授として来朝したベルツ博士の…
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緒方竹虎氏の死

書物の上に祭壇  遺産 簡易保険の六万円だけ  黒リボンを巻いた緒方さんの写真の前に、ジャム付きのパンが一切れ供えてある。写真は昨年の選挙の時のもので、どこか笑いを含んだ元気な顔。前に「明徳院殿大道良観大居士」の白木の位牌。花輪も供菓も見当たらぬ簡素な祭壇である。  東京五反田の故緒方竹虎邸は、このあたりのお屋敷街ではいささか見劣…
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強情我慢な大隈侯 病中苦しいと言わなかった

祟られた得意の長口舌  大隈公の強情我慢は有名なことだが、今回の発病もこの我慢から起こった。  長い病中一口でも苦しいと言わずついに亡くなられてしまった。  病気の原因は膀胱が悪くなってしまったのである。  毎日数時間来客に接していて小便を催して来ても例の我慢をして、二時間も三時間も長口舌を続けたからであった。  それから腎臓…
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「地上」の作者 島田清次郎死ぬ

「我れ世に破れたり」  創作其のまま悲惨な最後 [東京電話]十九歳にして「地上」三部作を世に出して一躍文壇の寵児となった島田清次郎氏は其後間もなく狂人となって姿を消し最近全く世の中から忘れ去られてゐたが廿九日午前九時七年間病床にあった市外西巣鴨町庚申塚保養院で病気革まり彼の創作「吾世に破れたり」の夫れのやうに三十三歳を以て寂しく…
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